金婚式の挨拶はどうしたらいい?
構成や例文を紹介!
いつもの結婚記念日より少しだけかしこまって、食事会など開催してもよい記念になるでしょう。
家族や友人、知人からの挨拶は感動のひとつのポイントとなります。
当時を思い出し、これまでを振り返ることのできるような内容にしましょう。
挨拶の言葉遣いや内容など、お祝いの席で避けられていることは金婚式でも注意しましょうね。
アットホームなことの多い金婚式ですが、くだけすぎないように気を付けてよき日を迎えましょう。
金婚式の挨拶の基本
家族や友人がお祝いすることが通例の金婚式。
金婚式の挨拶は出席者の中で一番社会的地位が高い方や、年長者が行うことが多いですが、夫婦との関係やゲストの顔ぶれなどを総合的に考えて選ばれます。
挨拶のタイミングとしては開会の後、乾杯の前に行うことが多いです。
忌み言葉や重ね言葉は避けましょう。
忌み言葉とは、「別れる」や「離れる」等、別れを連想させる言葉です。「敗れる」や「四」など不幸・不吉な言葉も控えましょう。
重ね言葉とは、「繰り返す」や「再度」等、再婚を連想させる言葉です。
忌み言葉や重ね言葉はお祝いの席では縁起が悪く、ふさわしくないので気を付けましょう。
不適切な言葉を使わないためには、原稿をつくって練習するのが一番です。
不安なことは辞書やインターネットで調べて失礼のないようにしましょうね。
挨拶の構成やポイント
構成は以下の通りです。
- 「おめでとう」、「おめでたい席に同席できてうれしい」といった祝福の言葉
- 金婚式を迎えるご夫婦とのエピソード
- 「これからも仲良く」といったご夫婦へのメッセージ
- 「おめでとう」という締めの言葉
金婚式のお祝いと招待を受けたお礼や、夫婦そろって金婚式を迎えることのめでたさを伝えましょう。
オリジナリティーのあるエピソードがあるとぐっと印象的な挨拶になります。
金婚式では式を迎えるご夫婦が高齢だと思いますので、挨拶の声のボリューム、速さにも配慮しましょう。また、長すぎない挨拶にするとよいですね。
金婚式の挨拶の例文
「ただいまご指名を受け賜りました、お二人の友人の〇〇と申します。
本日は、このようなおめでたい席にお招きいただきまして誠にありがとうございます。
この度は、〇〇さんご夫妻が金婚式を迎えられたということで、おめでとうございます。
私はご紹介いただきました通り、ご夫婦とは小学校からの付き合いとなります。
当時から仲の良かったお二人ですが、今日に至るまでは様々な苦難があったことでしょう。
お二人そろって今回の金婚式をお迎えになったことは、ほんとうにおめでたいことと存じます。
これからも仲良くお過ごしください。
本日はおめでとうございます。」
まとめ
金婚式に限らず挨拶は緊張するものですね。
緊張をほぐすには練習が欠かせません。
前もって原稿をつくり、失礼がないように声に出して確認しておきましょう。
金婚式はご夫婦が50年ともに歩んできたお祝いなので、忌み言葉や重ね言葉など別れや再婚を連想させる言葉には注意しましょうね。
金婚式を迎えるご夫婦は高齢になっていますので、声のボリュームや話すスピードにも気を配りましょう。
会を引き締め、また盛り上げる挨拶となることをお祈りしております。
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光山浩司